米中貿易戦争ほんかくてきにくるよー!なんで日本のマスゴミは中国に気をつかって中国のこれまでの企業に対しての脅しを報道しないの?

米中貿易戦争ほんかくてきにくるよー!なんで日本のマスゴミは中国に気をつかって中国のこれまでの企業に対しての脅しを報道しないの?

 

トランプ政権、強硬にみえるけどその裏で

自分たちのやりたいことを感情的ではなく確実に実行してるんだよね

 

米国覇権の再構築に着手

 経済に目途を付けた後、トランプ大統領が二年目に打ち出したイニシアティブは地政学、つまり米国覇権の再構築である。米国の覇権に対抗・凌駕しようとする中国をいかに抑え込むかに一気にフォーカスを変えた。

 

 

世界4極(米・中・日・欧)のGDPの推移をみると、2009年に日中逆転、2017年に中国・ユーロがほぼ逆転しつつあり、今の米中成長率が続くと考えれば2027年に米中逆転が起こる。そうなれば、中国は経済力でも軍事力でも米国を凌駕し、世界の覇権国は米国から中国に移る。米国の危機意識は急速に高まり、中国の経済台頭を抑制することが野党民主党、世論を巻き込んで米国の最優先課題となっている。その最重要の手段が中国に対する貿易戦争である。

 

 

 中国がここまで経済的に台頭できたのは、米国による過大な関与、分かりやすく言えば、ミルク補給である。米国の2017年の対中貿易赤字は3750億ドル、米国全体の赤字の約半分である。また、米国の中国に対する経常赤字はここ10年間、ほぼ対GDP比2%弱で推移している。米国全体の経常赤字/GDPは2.4%なので、ほとんどの赤字は対中である。平たく言うとアメリカ人が一年間稼いだ所得のうち2%は中国に対して貿易赤字の支払いという形で所得移転が行われ、中国の成長をもたらしたのである。ここを止めることが米中貿易摩擦の最大の眼目である。

 

 

 中国が急激に対米黒字を積み上げることができたのはフリーライド、不公正な様々な通商慣行を使ったからであり、米国はこれの是正を求めている。